ハンドメイドルアー [BRIGHT'N LURES] ブライトンルアーズ
2010 GO-OFF Get's Handmade Lures


ハンドメイドルアー製作用素材・材料

木材 ボディー用素材
木材 ボディー用素材
主に使用している木材はヒノキ、アガチス、バルサ、ラミン、シルクウッド、ジェルトンです。
 良質の物を厳選し、用途によって使い分けています。
 天然素材の為、目利きが非常に重要となり、ルアーの良し悪しを左右する基本材料です。

その他本体様素材
その他本体様素材
ステンレスワイヤー、アルミテープ、ウエイト、ヒートン、それと接着剤、パテ。
 接着剤は各種いろんな物があった方が良い、用途によって向き不向きがあるから。
 その中でも良く使うのが瞬間接着剤とシリコン系の接着剤です。
 アルミテープはメーカーによって微妙に違い、軟質/硬質、薄い/厚い、があるので気を使っています。
 中にはアルミ貼り時に不向きな物があるからです。
 ウエイトは大小サイズの違う物を使い分け、それぞれのブランク一つ一つにセッティングしています。

コーティング材と塗料
コーティング材と塗料
下地にはセルロースを使い、アルミ貼り後はウレタンを使用しています。
共に特徴が異なり神経質な性質の為、取り扱いには注意が必要です。
気温や湿度にも敏感で、季節によって使い方を変えなければなりません。
塗料は相性の良い、模型用の物を使用しています。


ハンドメイドルアー製作用工具類

基本工具
基本工具
木材の削り出しやステンレスワイヤーを曲げたりするのに使う道具です。
 顔周りの細かな彫り込みはデザインナイフで。
 削り出したブランクは一つ一つ計量し、バラツキを最小限に抑えています。
 あと便利なのがフッ素コーティングされているハサミです。
 アルミテープなどの粘着面がくっつかないようになっています。

リューター・電動ドリル
リューター・電動ドリル
電動ドリルとルーターです。
 唯一機械の必要性を感じる、とっても便利な道具です。

電動糸のこ盤
電動糸のこ盤
ハードウッド製のルアーを製作する際にはコッピングソーも活用します。

テンプレート・鉄筆
テンプレート・鉄筆
アルミ貼りをし、その後ヒレを書き込んだり、鱗模様を表現する時に使います。
 ホイル・フィニッシュ専用の道具です。

エアブラシ
エアブラシ
グラデーションや重ね塗り、理想のカラーリングを表現する為には欠かせないエアーブラシです。

ハンドメイドルアー製作工程

アウトラインの切り出しアウトラインの切り出し
アウトラインの切り出し
デザインの型通りに印を付け、角材から切り分けて行きます。

ハンドカービング
ハンドカービング
ナイフで角を取り、ある程度形を整えます。
 その後はペーパーをかけ、表面を均します。

細部の造形
細部の造形
目の位置、エラのラインで表情が変わる為、予め印を打っておき、左右対称になるよう顔を彫り込んで行きます。
 特にバルサの場合は柔らかいので慎重に、気を使う工程です。

一次コーティングとアルミ貼り
一次コーティングとアルミ貼り
ウエイトを入れ、それぞれ微調整を終えたブランクはセルロースで10回程度下地コーティングを行います。
 そして、ペーパーをかけ、表面を均したブランクにアルミテープを貼って行きます。
 指で馴染ませながらヘラなどを使い片面ずつ貼ります。

二次コーティング
二次コーティング
両面貼り終えたあとは、ウレタンに8回程度ドブ漬けし、再度ペーパーをかけ、凹凸をならします。
 そして3回程度またウレタンにドブ漬けし、乾燥させます。

シルバー吹き
シルバー吹き
塗装作業は腹と背にシルバーを吹き、アルミの継目を消す事から始めます。

グラデーション塗装
グラデーション塗装
次に背中、サイドに下地となる色を吹き、全体のイメージを作ります。

パターン塗装
パターン塗装
その上から模様などアクセントとなる色を重ねて塗っていきます。
 全てが一発勝負の為、気合が必要!

最終コーティング
最終コーティング
最後に薄めたウレタンで色止めをして、2日間乾燥。
 仕上げはウレタンコーティングを7回程度ドブ漬けし、完全に乾燥させます。

リグ付け・完成
リグ付け・完成
乾燥が終わったら、予めドリルで道筋を付けておいた穴にヒートンを取り付けます。
 その際、瞬間接着剤で防水を施し、完成。
 あとはスイムテストを行い、1本1本チェックします。


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