ハンドメイドルアー [BRIGHT'N LURES] ブライトンルアーズ
2010 GO-OFF Get's Handmade Lures


ハードウッドを極めていく・・・ Get's Handmade Lures  2006年・・・

2005年に製作された試作モデルを元に多くの作品が製作されていったのが2006年から2007年。
 円熟の技巧から生み出される数々のルアーは様々なジャンルを網羅し、愛用者は加速度的に増加する。
 多くの「鉄板アイテム」と呼ばれるルアーが生まれたのもこの時期。
Messiah 6.5inch
【Messiah 6.5inch】 ヒノキ製 160mm/40g 2006年
大ヒットモデル「ジャックナイフ」から2年、川畑が新たにリリースした3ピースジョイントビッグベイト。
 6.5インチという使いやすいサイズ構成と、ジャックナイフから継承したロール寄りのウォブロールが引き起こす引き波がバスを狂わせた。
 縦浮きテールとすることでデッドスティッキングのナチュラルさがさらに向上し、春先から初夏にかけて爆発的な威力を発揮します。

Messiah Jr. 5.5inch
【Messiah Jr. 5.5inch】 ヒノキ製 140mm/24g 2006年
専用のタックルを使用しなくても活躍させることが可能な、メサイヤの小型版。
 川畑の好む可動範囲の大きなジョイント方式で、デッドスティッキングの時のナチュラルさは特筆すべきものがあります。
 水面が微妙に波立つ微風が吹くタイミングなら、キャストするだけでバスをキャッチできる。

Fireball
【Fireball】 ヒノキ製 95mm/35g 2006年
ビッグベイトタックルを使用していると、他のルアーをローテーションに組み込みにくいが、それを解消すべくリリースされたモデル。
 水面をもがくようにウォブロールで引き波を起こし、大型の良型を引き出すポテンシャルを秘めている。
 ジョイント系とは異なる存在感で、琵琶湖での実績もかなりのもの。

SilverChip(シルバーチップ)
【SilverChip(シルバーチップ)】 ヒノキ製 73mm/21g 2006年
この後に川畑が製作するシャロークランクの基軸となったリアルフォルムのフラットサイドクランク。
 ロール寄りのウォブロールは、シーズンや状況を選ばずに圧倒的な釣果をもたらしてくれた。
 この時期のGet'sルアーユーザーのタックルボックスには必ず一軍装備されていた必釣アイテム。

Gargoyle(ガーゴイル)
【Gargoyle(ガーゴイル)】 ヒノキ製 103mm/26g 2006年
ボリューム感溢れるフォルムを持つロングビルミノー。
 この後に製作されることとなるポインテッドアーク(ウッド版)の先行プロトモデルとしての製作の為、未発売。

Wishbone(ウィッシュボーン)
【Wishbone(ウィッシュボーン)】 ヒノキ製 80mm/23g 2006年
シルバーチップとファイヤーボールの中間に位置するシャロークランク。
 セミラウンドリップを採用し、水面直下から水深1mまでを効率よくサーチ可能なうえ、カバー回避能力も優れている。
 シルバーチップよりもウォブ寄りの設定は、ルアーの存在を手元へ伝えやすく、非常に使いやすい仕上がりとなっている。

Marvelous90
【Pointed Aek(ポインテッドアーク)】 ヒノキ製 90mm/23g 2006年
先行製作されたガーゴイルをショート化してアクションのレスポンスを向上させリリースされたジャークベイト。
 弱波動気味の泳ぎは低水温期でのバスにも口を使わせる力を秘めている。
 張りのあるロッドでアクションさせることで見せる水中テーブルターンは一見の価値あり。

SilverChip ST-7
【SilverChip ST-7】 ヒノキ製 73mm/23g 2007年
野池を中心として大活躍のシルバーチップに、プラスアルファーのアピールを付加させたモデル。
 リアに極小のプロップを装備させ、金属音とフラッシングでバイト率をさらに向上させています。
 ヘッドとテール部分にボリュームを持たせ、ノーマルモデルよりもハイフロート設定としている。

SilverChip ST-7
【Lay Down 7inch】 ヒノキ製 180mm/51g 2007年
新しいアクションを求めて数本のみ製作された実験的モデル(非売品)。
 デフォルト状態ではヘッドとテールを浮かせ、ロッドアクションを加えるとバサロ状にボディーをくねらせる。

HAGANE-鋼-
【HAGANE-鋼-】 ヒノキ製 83mm/23g 2007年
KATANA95の後継的な存在として2007年の夏にリリースされたのがHAGANE-鋼-。
 シングルフックとブラシガード、すり抜けの良いラインアイ設定など、分厚いベジテーションもものともしないウィードレス性能で、今までハードルアーを通せなかったラインを果敢に攻略できる。
 リアのコロラドブレードでバスを引き付け、ウィードポケットでポーズを入れれば後はバイトの瞬間を待つのみ。

SHIBUKI-飛沫-
【SHIBUKI-飛沫-】 ヒノキ製 83mm/22g 2007年
KATANA95の後継的な存在としてリリースされたもうひとつのモデル。
 HAGANEとは逆の上反り形状、左右非対称のボディーを、リアペラの回転方向とブレードで補正することで、シングルスウィッシャーながらも、ペンシルベイト同様の高い操作性が特徴。
 ダブルフック装備でウィードエリアも臆することなく攻略可能。


トップウォーターのみならず様々なレンジ、そしてハードルアーでの攻略が難しかったエリアへとステージを拡大したルアーラインナップ。
 その背景にはバスを取り巻く環境の変化が少なからずも影響している。
 キャストさえすれば釣れていたころとは異なり、通常のルアーにスレきったバスに口を使わせることが出来るルアーが求められ、それに応える為には様々なルアーが必要になったというのも事実。

 本当につれるアクションを持つベーシックなアイテムと、単なるハードルアーの枠を超えた革新的なアイテムの双方が両立したのがこの時期の最大の特徴といえるだろう。



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